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こんばんわ〜むらです

 

 

本日はプライベートブログ、

トンガ王国放浪記(前編)をお送りします。

 

 

 

 

 

 

あれは2019年6月のこと。

 

 

その前年6月に東南アジア1人旅を完遂し、

さあ、今年はどこの国へ行こうか…

 

 

そう考えだした矢先。

 

 

 

 

 

(…トンガ来いよ。)

 

 

 

 

 

と心の中でトンガに呼ばれたのが始まり。

 

 

ノリと勢いに身を任せた

放浪旅が幕を開けました。

 

 

 

 

 

【関西国際空港🇯🇵→ベトナム🇻🇳(乗り継ぎ1回目)】

待ち時間: 12時間

 

 

空港を出た瞬間、東南アジア特有の

蒸し暑い空気と喧騒を五感で浴びる。

 

少しの懐かしさとワクワクを胸に、

バックパッカーの聖地、ブイビエンへ。

 

 

屋台でビールを飲み始めると、

隣に座っていた現地のおっちゃんが

何やら話しかけてくる。

 

 

なになに？

わしのバイクで街中連れてったろか？

しかもタダやって！？

 

 

オモロそうやな！

ちょっと怪しいけど。

 

 

ということでおっちゃんと

バイク2ケツ勝手に街中ツアー敢行！

 

 

お互いコミュニケーションもままならない中、

教会やらお寺やら博物館やら、

色んな所に連れてってもらい、

早速いい旅してるやん！って感じ。

 

 

一緒に食べたフォーが美味かった。

 

 

おもてなししてくれる嬉しさや

旅先の一期一会の素晴らしさに浸るのでした。

 

 

その後、空港まで送ってくれました。

 

 

ありがとうな、おっちゃん。

えぇ出会いもあるもんやな！

 

 

そう思い、旅の思い出として

一緒に写真を撮ろうとしたら…

 

 

 

 

なぜか拒否。

 

 

 

 

？？？

 

 

 

 

そしておっちゃんが向かう先は

空港の入り口ではなく、ATM。

 

 

 

…そういうことやな、おっちゃん。

めっちゃ金巻き上げようとしてくるやんけ。

写真嫌がんのも納得。

 

 

 

 

さて、こうなったら……

 

 

 

 

 

 

全力ダーーーーッシュ！！！！

 

 

 

 

 

法外なツアー代金をせびってくるおっちゃんを

ダッシュで撒かさせていただき、

結果的にいい時間潰しになったのでした。

 

(ありがとうおっちゃん、そしてすまん！)

 

 

 

さて、無事空港に逃げ込んだところで、

向かうは次なる中継地・オーストラリア。

 

 

 

あ、そういえばオーストラリアって

行くの初めてやなぁ〜。

どんな雰囲気なんやろなぁ〜。

ちょっと調べてみっかぁ〜。

 

 

 

…ふんふん。

こんなとこもあるのね。

…ほぉほぉ。

 

 

えーと、なになに？

オーストラリア入国には観光ビザが必要です。

 

ふーん、なるほどなぁ。

 

 

 

 

 

…！！！！

 

 

観光ビザ取ってねぇ！！！！

 

 

 

 

ということで爆速でオンライン申請。

 

それでも何とか間に合っちゃうんだから

旅って何があるかわからないですね。

 

 

 

 

 

【ベトナム🇻🇳✈︎オーストラリア🇦🇺(乗り継ぎ2回目)】

待ち時間: 12時間

 

 

 

そりゃそうだ。

街へ出てみてやっと気づいた。

 

 

こっち南半球やもんね。

そりゃ6月にタンクトップ&海パンは寒いわ。

 

 

 

自分的1人旅の正装はタンクトップ&海パン。

 

 

 

楽しみすぎてそんな格好で

日本を飛び立っていたむら少年。

 

 

 

そんなこともあろうかと！

 

 

 

もしものためにバックパックの奥底に

押し込んでいた上着を装着。

 

 

これで準備オッケー！

 

 

 

とりあえず街を散策。

ウォールペイントいっぱいで

自由な雰囲気が漂ってるなぁ〜。

 

 

 

何もすることないから昼寝でもすっか！

 

海沿いの芝生に寝転がりに。

 

 

お腹が減ったのでとりあえずハンバーガー。

 

 

それにしても時間を持て余しているので、

切符の買い方さえ分からんまま駅へ潜入。

 

どこへ行くかも分からない

電車に乗り込み、リアル世界の車窓から。

 

 

 

どこかわからん駅発、

どこかわからん駅着。

 

 

迷子になるのだけは勘弁なので、

ホームから出ずそのままとんぼ返り。

 

 

 

これでえぇねん。

 

何もしない生産性0の時間が

旅の醍醐味だと改めて感じた一幕でした。

 

 

 

 

 

【オーストラリア🇦🇺✈︎ニュージーランド🇳🇿(乗り継ぎ3回目)】

待ち時間: 4時間

 

 

もはや4時間は秒。

時間感覚が狂い始めたらしい。

 

 

街へ繰り出す時間はないから、

空港でゆっくり本でも読もう。

 

 

すっかり早く搭乗ゲート付近へ前乗りし、

ゆったりとした自分の時間を過ごす。

 

 

 

さて、そろそろ搭乗手続きの時間かな。

 

あれあれ、電光掲示板の

飛行機便の番号が違うなぁ。

 

 

 

 

 

…！！！！

 

 

 

 

搭乗口ここじゃねぇ！！！！

 

 

 

 

 

どうやらトンガ行きのフライトが少なすぎて

搭乗口がメインターミナルではなかった模様。

 

 

 

ダッシュでホンマの搭乗口へ。

 

 

 

広〜〜いターミナルを

端から端まで移動するハメになりました。

 

 

 

いざ、搭乗口へ着いてみると、

そこにはトンガの現地人しかいなくて。

 

 

 

全員、男も女も体格デッケェの！！

 

(イメージ図)

マジでモアナのマウイ。

 

 

 

旅行者なんて1人もいない。

すっげぇアウェイ感を感じながら、

トンガ行きの飛行機に乗り込む。

 

 

 

 

トラブル続きの珍道中、

遠路はるばるトンガ王国に到着したのは、

日本を飛び立って3日後のことなのでした。

 

 

 

 

(続)